【クリエイター向け】MacとWindowsってどっちがおすすめ!?どちらも使った意見【レビュー】

PC

結論からいいます。

どっちでもいいです。

もう、ほんとどっちでもいいです。

今の時代はもうMacでもWindowsでも大体のことはできます。どちらも一長一短はありますが、好きな方を選んで大丈夫です。

どっちでもいいといわれても...

そんな方のためにMacとWindowsの違いについてまとめてみました。

ただし、クリエイターの卵、美大生はMacがいいです。
美大生はほとんどがMacユーザーです。学校にもMacが置いてあり、授業でもMacを使います。学校も友達もMacなので使い方に困ったらすぐに聞くことができます。

それではMacとWindowsのメリット・デメリットを見ていきましょう。

Macのメリット

ハードとOSが同じ会社で作られている

Apple社がハードからOSまで設計しているためパーツの相性などを気にせずに使えます。たとえ買い換えたとしても同じ使い心地が維持できます。

フォントがきれい

これはフォントにアンチエイリアスがかかっているため、きれいに見えます。Windowsがなぜアンチエイリアスをつかわないのかは単純に過去のアプリケーションとの互換性を維持しているためです。
見た目を取るか、過去の遺産を取るかで双方考え方が違います。

デザインが良い

これで買おうと決めている人も多いのではないでしょうか。本当にMacはスタイリッシュで見た目が良いです。見た目の良さからMacを選ぶ人もいるのもわかります。Macをカフェで開いているだけでおしゃれに見えてしまいます。

Macのデメリット

ここからはMacのデメリットの紹介です。

OSの仕様変更が激しい

いきなり次のOSで使えなくなったりします。困ります。

最近は毎月利用料を支払うサブスクリプション制のアプリも多く、毎年アップデートができますが、それ以外のアプリは大問題です。10年前のPhotoshopなんかもう動きません。Macは過去の遺産を直ぐに切り捨てます。長い期間、同じアプリを使い続けたいならWindowsにした方が無難です。

OSのサポートは過去3バージョンまで

毎年あたらしいOSがでます。しかし、過去のOSとの互換性は保証していません。OSを新しいバージョンに更新したらアプリ使えなくなった。なんてことは日常茶飯事なので、誰も気にしません。

もう一度言いますが、同じアプリケーションを長く使いたいならMacを選択するのは辞めておいた方がいいかもしれません。

デザイン重視で廃熱効率が悪い

パソコンの大敵は熱です。メリットでも述べたデザインの良さが仇となり廃熱の設計がおざなりです。

MacBookProなど中身を開けると綺麗に美しく、そしてぎっしりとパーツが並べられています。そのため空気の通り道が上手く設計されておらず熱がこもりやすいです。夏場でなくてもCPUの温度が90℃以上になることもざらにあります。上位モデルで不具合が頻発するのはこの廃熱設計の甘さでもあります。

Windows側とのデータのやりとりが面倒

Macで圧縮したデータをWindowsで解凍すると文字化けしていることがあります。世の中の大半はWindowsユーザーなので気をつけたいところ。WinArchiberなどのアプリを使えば解決できますが残念なところです。

不具合を認めない&ユーザーを切り捨てる

最近はバタフライキーボードのように不具合を認めつつも販売し続けていましたね。これは不具合に対してあまりいい対応ではありません。

修理はしてくれますが、一度だけで再発したら有料修理になるという対応はどうかなと思います。

Windowsのメリット

次にWindowsのメリットをあげていきます。

豊富な種類のパーツを自分で選べる

使っているうちにパソコンがスペック不足になってきた。

そんなときWindowsならパーツを交換して使うことができます。

自作PCといって、自分にあったスペックにできるんです。購入後もパーツを交換してスペックアップなんてこともできます。

サポートが長い

ひとつのOSのサポートが5年、そして延長サポートが更に5年の経10年間OSがサポートされます。私たちが使いたいのはOSではなく、アプリケーションですよね。10年間アプリケーションが安定して使えるんですよ。

OSは長く使えて安定している方がいいのです。なのでサポートが長いのは十分なメリットになります。もう一度言いますが、Macのサポートは3年間です。

互換性がとても高い

WindowsXP時代のソフトが動きます。

ひとつのバージョンが10年もの間サポートされ続けるWindowsですが、前のバージョンのWindowsアプリケーションを動かすこともできます。

サポート外にはなりますが、WindowsXPで使っていたアプリがWindows10でも動くことがあります。WindowsVISTAやWindows7、Windows8.1のアプリケーションならだいたい動きます。この互換性の高さはMacにはないメリットです。Macで10年前のアプリと言ったら起動すらできません。Macではひとつ前のOSの互換性も低いです。

Windowsのデメリット

そして、Windowsのデメリットはこちらです。

セキュリティアップデートが地雷

これはとんでもないデメリットです。

セキュリティーアップデートをするとパソコンの調子がおかしくなる、なんてとんでもない事がよくあります。

対策としてはアップデートがきてから、直ぐにアップデートせずに一定の期間をおいてからアップデートするといいです。

Windows10 HOMEでは強制アップデート

さらにこの地雷アップデート、Windows10 HOMEユーザーの方は強制でアップデートされてしまいます。猶予はありますが、少し面倒です。【更新を7日間一時停止】をクリックしてすると止められます。ですが、7日毎にまたクリックする必要があり、最大日数の35日間に達した場合は必ず一度アップデートを適用する必要があります。

それで結局どっちがいいの?

最初に言ったとおり、どちらでも好きに選んでいいです。フィーリングや好みで決めても全然大丈夫です。

それでもどちらか迷う人もいるでしょう。

ある程度ですが、こんな方ならこっちかなっていう指標をまとめてみたので参考にしてください。

Macがおすすめのクリエイターさん

文章をメインにしているクリエイター

常に文字を見ている物書きさんは断然、文字がきれいに表示されるMacです。
Windowsには「一太郎」という物書き御用達アプリがありますが、フォントが異常に汚いです。見ればわかります、ギザギザしていてみれたものではありません。

プログラマー

iosアプリを作るならMac1択。それ以外でも、文字がきれいなMacがおすすめです。別のOSを入れることも簡単にできます。

グラフィックデザイナー

業界標準でMacの方が安心です。印刷会社がMacを使ってきたという背景もあります。

別の記事に少し詳しく書いています。

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Windowsがおすすめなクリエイターさん

映像制作クリエイター、特に編集やエンコードに高いスペックが求められる映像制作ではWindowsが圧倒します。

テレビ業界では納品用データのフォーマットにWindowsのファイルシステムであるNTFSが指定される場合が多いです。

3Dクリエイター

スペックが要求される作業はWindowsがおすすめです。熱で壊れることもあるので保守のしやすさでも簡単にパーツ交換ができるWindowsがお勧めです。

イラストレーター

イラストレーターの方はMacでもいいのですが、主に出版社などの取引先がWindowsを使っている場合が多いので文字化け対策や互換性の面でWindowsをお勧めします。

ゲーマー

高いスペックが求められるのは当然ですが、Windowsにしか対応していないゲームが大半です。Macを選ぶと高確率で後悔するのでWindowsにしましょう。

まとめ

結局のところゲーマー意外なら、どちらでもかまわないです。

できることに違いはほとんどありません。ですが、いろいろな用途に使いたいならパーツ交換ができるWindowsの方が汎用性が高くてお勧めです。

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