Macと言えばおしゃれなデザインと高価な価格帯のイメージ。
という方も多いのではないでしょうか。
実はMacがはじめから数万円もする有料フォントがたくさん入っていてお得なんですよ。デザイナーならこれだけは覚えておけっていうフォントを多数収録しているので、覚えておいて損はないです。
その中の一部ですが、ご紹介します。
Macに入っている有名フォント英字編
Helvetica(ヘルベチカ)
1957年に発表されたスイス生まれのサンセリフの書体。古くから使われており出版業界では定番ともいえる書体。
様々な場所で見かけるので一番目にする欧文書体かも。
Didot(ディド)
フィルマン・ディドによって作られた書体。細いところは細く、太いところは太く、繊細で女性的な雰囲気をだすことが出来るのが特徴です。小さいフォントサイズだと潰れてしまうため、主に見出しで使用するのに向いているファッション誌『VOGUE』のロゴで有名です。
Bodoni(ボドーニ)
イタリアの印刷工がデザインした書体。今でも人気でよく使われる定番中の定番。縦方向の線が太めに設計されている。Didotににているが、可読性に優れており見出しだけでなく本文にも使用できる書体です。
Futura(フーツラ)
ラテン語で「未来」という意味。ミュンヘンのブック・デザイナーのパウル・レンナーが設計したサンセリフの書体。直線と円を組み合わせたような図形的な印象が特徴。ルイ・ヴィトンやフォルクスワーゲンに使用されている定番欧文フォントです。
Myriad(ミリアド)
1992年にリリースされたサンセリフ書体でFrutigerに似ている。アップルやアドビシステムズなどのコーポレートフォントに採用されていたことがある。ほかにも多くの企業のコーポレートフォントに採用されている。
Macに入っている有名フォント日本語編
ヒラギノ丸ゴシック・ヒラギノ角ゴシック・ヒラギノ明朝
高速道路標識に採用されていたりと可読性に優れたフォントです。
筑紫A丸ゴシック・筑紫B丸ゴシック
FontWorksの代表的なフォントシリーズの一つです。2010年には2010東京TDC賞を受賞しており、デザイン性や完成度が非常に高いフォントの一つです。可愛いのにしっかりしていて使いやすいフォントです。BはAよりもオールドタイプな印象です。
まとめ
ウェイトがフルセットで入っているわけではありませんが、よく使う文字を抜粋して入れている感じです。OSのバージョンごとに収録フォントに違いがあるのでいろいろ見てみてください。
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